●直感
多くの経営者は、何か意思決定する時、実は直感で決めている場合が多いようです。
論理的な説明は、直感を確証づけるために後から考えているというのが実情のようです。
マーケティングの研究とか、人を成功に導こうと本気で探求している人は、結局、たどり着く先がスピリチュアルなことになるようです。
スピリチュアルビジネスは、アメリカでは、すでに怪しいものではなく定着しつつあるのです。
著名な経営者や政治家が、占い師や霊能者に相談しに通ったり、専属顧問として相談役に付けていたりしています。
有名な話では、かつて米国のレーガン大統領が、意思決定を占い師に相談していたと言われています。
直感を使って、直感コンサルタントということで、活躍している人もいます。
間違いなく、スピリチュアルビジネスは必要とされているし、可能性を秘めています。
●リモートビューイング
直感について研究した有名な機関といえば、カリフォルニア州にあるスタンフォード研究所が知られています。
冷戦時代に、リモートビューイング(遠隔透視)実験という名称で、24年間も続けられてきました。
リモートビューイングは1970年代前半、アメリカ陸軍の情報将校であるインゴ・スワンが中心となり、「スターゲートプロジェクト」としてスタートしました。
プロジェクトには、CIAやアメリカ陸軍など複数の情報組織が関与しています。
もともとこのプロジェクトは、ソビエトがすでに諜報活動に超能力者を使っているので、アメリカ政府はそれに遅れをとってはいけないとのCIAの認識から始められたといわれています。
当初のプロジェクトの目的はソビエト国内のミサイル基地をリモートビューイングを使って特定することでした。
1995年に冷戦の終結を迎え、政府支援のプロジェクトは解散しました。
その後、プロジェクトのメンバーが設立した民間会社が引き継ぎ、リモートビューイングの研修などを行っています。
真偽のほどは分かりませんが、よく知られた話では、サダム・フセインの隠れ家を見つけたのも、リモートビューイングを使ったといわれています。
現在でも、政府の要請を受け諜報活動に関わったり、大手企業の依頼を受け、産業スパイとしてリモートビューイングが使われているとのことです。
日本では『FBI超能力捜査官』としてTV出演した、スターゲート・プロジェクトの被験者第一号のジョゼフ・マクモニーグルが有名です。